back to MAIN  >>  ss top
対談☆ゴウザウラー15周年記念!

高森ひろし(以下,ひ):こんにちは!高森ひろしです。
石田五郎(以下,五):こんにちは。石田五郎です(キリリ)!
ひ:2008年3月3日は,エルドランシリーズ3作目「熱血最強ゴウザウラー」の放映開始15周年の記念日です!
と,いうわけで,今回は『越境特別編』として僕,高森ひろしがゴウザウラーより石田五郎君をお招きして,対談をさせていただくことになりました。五郎君,よろしくね。

五:こちらこそ,よ,よろしくおねがいします。
ひ:まあまあ,そんなに緊張しないで。気楽に行こうよ。
五:は,はい。
ひ:さて,まずは五郎君からの自己紹介をお願いします。
五:はい。僕は春風小学校6年2組で学級委員長をしています。あとは,ザウラーズではザウラージェットのパイロットなどをやってます。
ひ:そうそう。僕と五郎君は,学級委員つながりなんだよね。
五:そうですね。
ひ:ザウラーズは僕たち地球防衛組と違って,皆がゴウザウラーに乗って戦っているんだよね。
五:そうです。
ひ:何か苦労することってある?
五:(急に興奮した様子で)そりゃあもう!クラスのみんながなかなか僕の言うことを聞いてくれなくていつも困ってるんですよ!!!
ひ:そ,そうなんだ。
五:はっ…(我に返り)。す,すいません,ちょっと力が入っちゃいました…。
ひ:いやいや,気にしないで。学級委員長はいつでも苦労するよね。
五:そうなんですよ!!! なのに,誰も僕の苦労をわかってくれてなくて…!そうだ!この際なんで,相談に乗ってくれませんか!
ひ:(少しビビりながら)僕にできることだったら,喜んで…。
五:ありがとうございます!相談って言うのは,どうしたら皆が僕の言うことを聞いてくれるか,ってことなんですけど!
ひ:(腕組みをしながら)う〜ん。
五:高森先輩は,防衛組の皆さんからとても信頼されているじゃないですか!その秘訣を教えてください!
ひ:秘訣…,考えたこともなかったなあ…。
五:僕なんか,拳一に「冗談のつもりで委員長に選んだ」なんて言われたんですよ!第7話で試しに委員長辞任を申し出たら誰も止めてくれなかったし…!
ひ:それはキツイなあ。
五:ですよね!!!
ひ:でも,委員長だから頼りにされるんだ,ってわけでもないと思うんだけどな。
五:(拍子抜けしたように)そ,そうなんですか?
ひ:勿論いろいろと仕事をすることになるから,その責任は負うべきなんだけど。五郎君は,皆に頼りにされたいから委員長をやってるのかい?
五:え…。
ひ:僕は,たとえ委員長でもそうでなくても,自分の役割をきちんと全うすることが大事なんだと思う。信頼されるとかっていうのは,そうした結果生まれるものなんじゃないかな。
五:役割をきちんと…。
ひ:そう。五郎君は,立派に自分の役割を果たしているじゃないか。実際,凄いと思うよ。委員長,パイロット,砲撃手,作戦分析…。一人であれだけの役割を全うするなんて,尊敬するよ。
五:(顔を赤らめて)そうですか…?
ひ:うん。それに,ザウラーズの皆も表には出さないだけで,五郎君のことを信頼していると思うよ。
五:そうかな…そうだといいんだけど…。
ひ:それこそ,君がみんなを信頼しなくちゃ。きっとみんな,改めて態度に表すことが照れくさいだけだよ。
五:そうなんだ…!
ひ:そうだよ,きっと。だから自信持ちなよ。
五:ありがとうございます!なんだか,元気が出てきました!
ひ:良かった(ニコ)。
五:それじゃあ,もうひとつ質問していいですか?
ひ:うん,なんだい?
五:僕はカップル率の高いパイロット陣の中で唯一相手がいなくて,魅力がないんじゃないかと心配になるのですが,恋の相手を見つけることができるでしょうか?
ひ:え…ええ?
五:失礼ながら,高森先輩と栗木先輩のことはかねがね耳にしているんです。
ひ:(頬を染めてうつむく)
五:僕もそう言う相手ができれば,「キレキャラ」だけじゃない魅力をアピールできたかもしれないのに!
ひ:(ピクッ)
五:高森先輩はOVA一巻の恋のお話でメインを張ったじゃないですか!僕のメイン話はいつもキレるネタで悔しいです。
ひ:(……)
五:どうかしましたか?
ひ:(本編でメイン話が二回もあったことを自慢されてるような気がしてきたなあ…)
五:え?
ひ:(にっこり)アピールとかそういうこと,関係ないよね。
五:どういうことですか?
ひ:(満面の笑みで)君は毎回バンクシーンでも出番があるし,例えキレキャラでも十分存在感を出せているからいいんじゃないかな?
五:(なんだろう…笑顔なのにやけに迫力が…)
ひ:(完璧な笑顔で)それは贅沢な悩みじゃないかな?見せ場がなかなかもらえない子のことも考えてあげなくちゃね,委員長なら。
五:(どうしよう…急に怖くなってきた…)そ,そうですよね…。
ひ:(超完璧な笑顔で)ザウラーズも地球防衛組も,皆揃っているからこそ戦えるんだしね。誰が目立つとかメインとか,気にするべきじゃないよね。
五:(ひきつりながら)そうですよね!ぐ,愚問でした…!
ひ:(絶対無敵な笑顔で)これからも,たとえ目立たなくても,僕ら委員長は自分の役割をしっかり果たしていこうね!
五:(目が笑ってないよ,この人…!)は,はい…。
ひ:あ,そろそろ時間が来たようですね。残念だなあ…。五郎君,またぜひお話しましょう。
五:はい…。
ひ:と,いうわけで,今回の対談いかがでしたか?僕は楽しかったです。今日は五郎君,どうもありがとうございました!
五:(やけに背筋を伸ばして)は,はい!こちらこそ,ありがとうございました!
ひ:ではまたの機会をお楽しみに!地球防衛組の高森ひろしと,
五:ザウラーズの,い,石田五郎でした…。
ひ,五:(二人とも手を振りながら)さようなら〜!!!



<< END >>
back to MAIN  >>  ss top
お遊びが過ぎてしまいました。でも後悔してません(ニッコリ)!
この二人を対談させたらどうなるだろう,と前々から妄想していました。
やっぱり触れずにはいられない,「出番問題」!
そして…ブラックひろし発動!
ちなみに,下線は強調の意味で付してあります。
きっとひろしは五郎より怖いですよ,怒ったら。敵に回しちゃ駄目な人ですよ。
その根拠は何処に,とかの質問も受け付けません(ニッコリ)。