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ある日の日記

12月27日 晴れと雪。

今朝はどうも冷えるなと思っていたら、雪が積もっていたダー。
窓の外は、「銀世界」(←最近おぼえたダー。きれいな表現ダー。)で、仁ぼっちゃんもおおはしゃぎだったダー。
でも、喜んでいたのはワシと仁ぼっちゃんだけで、大将も女将さんも「やれやれ、大変だ」って言ってたダー。
なぜならば、年末の忙しい時期なのに、雪のせいで配達がスムーズにいかなくなるからダー。

今日は午前中だけで8軒に配達したダー。
お昼は女将さん特製の煮込みうどんだったし、あったかい上着を着ていたからぜんぜん寒くなかったダー。
仁ぼっちゃんも、本当はクラスの皆と雪遊びをしたがっていたけど、お手伝いを頑張っていたダー。
お昼ごはんを食べた後、また配達したダー。

午後は、ワシと仁ぼっちゃんが配達を担当したダー。
配達時間にちょっと空きが出来たので、通り道にあった陽昇公園へ寄ったダー。
大将が、休憩の時に何か飲みなってこづかいをくれたので、温かいお茶を買ったんダー。
仁ぼっちゃんは、ココアを飲んだダー。

そしたら、公園の広場で、クラスのみんなと会ったんダー。
マリアさん、きららさん、ヨッパー、あきら君、いいんちょ、クッキー、れいこさん、吼児君…。
みんなで、何をしてるダーと聞いたら、雪だるまを作ってるって言うダー。
みんなの顔がにやにやしてるから、な〜んかおかしいと思ったダーが、雪だるまを見てびっくりしたダー。
なんと、ワシの顔をしていたんダー。
仁ぼっちゃんなんか、腹を抱えて笑ったダー。
みんながそっくりダーって言ったダーが、ワシはもう少しいい男だと思っていたんダー。
でも、みんながあんまり楽しそうに笑ったから、ワシもだんだんうれしくなって、一緒に大笑いしたダー。
本当はもうちょっとみんなと居たかったダーが、配達の続きがあったダー。
だから今度は一緒に初もうでへ行く約束をして別れたダー。たのしみダー。

ワシが地球人になってから結構経ったダーが、毎日いろいろな発見があって楽しいダー。
ベルゼブさまやファルゼブさまはどうしているダーか。
今度会ったらワシの雪だるまの話も聞かせてあげたいダー。


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ダーダー書いてて変な感じがした。きっと彼はここまで言わないだろうに。
タイダーの日記と言う設定です。仁たちが6年生の年末頃。
彼は毎日色んなことを学んでどんどん地球人になって行っているのでしょう。
仁よりも勉強熱心そうだし。